* VMware Fusion5にUbuntu 13.04をインストール
以前、Ubuntu 12.04をVMware Fusion5の簡単インストールでインストールしたところ英語版になったので、今回は簡単インストールを使わずインストールしてみた。
Ubuntu 13.04のインストール
- http://www.ubuntulinux.jp/download/ja-remix からisoをダウンロードしておく。
- VMware Fusionの「追加」ボタンの「新規」を選択すると「新規仮想マシンの作成」の画面が表示される。
- 「ディスクを使用せずに続行」をクリック。
- 「オペレーティングシステムのインストールディスクまたはイメージを使用」が選択になっている。「ディスクまたはディスクイメージを選択...」をクリック。
- ダウンロードしたisoイメージを選択し、「続ける」をクリック。
- オペレーティングシステムは「Linux」、バージョンは「Ubuntu」のまま「続ける」を選択。
- 「簡単インストールを使用」のチェックをはずして「続ける」をクリック。
- 「終了」をクリック。
- 「名前」には「Ubuntu13.04」と入力して「保存」をクリックでインストーラが開始。
- 「Ubuntuをインストール」をクリック。
- 「インストール中にアップデートをダウンロードする」と「サードパーティーのソフトウェアをインストールする」をチェックして「続ける」をクリック。
- 「ディスクを削除してUbuntuをインストール」が選択されているのでそのまま「インストール」をクリック。
- 「Tokyo」のまま「続ける」をクリック。
- キーボードレイアウトは、MacOS Xなので「日本語」の「日本語-日本語(Macintosh)を選択し「続ける」をクリック。
- 「あなたの名前」にユーザー名を入力すると、「コンピューターの名前」にはfoobar-virtual-machineと入力されるので修正したい場合は修正する。ユーザー名は「あなたの名前」と同じものが入力されるのでそのままでよければ、あとはパスワードは任意のものを入力し、「ログイン時にパスワードを要求する」がチェックのまま「続ける」をクリック。
- インストールが開始されるのでしばらく待つ。
- 「インストールが完了しました」のダイアログが出るので「今すぐ再起動する」をクリック。
- その後、リターンキーを入力することでブート開始となった。
メモリ変更
割当メモリの変更は、Ubuntu13.04をシャットダウンしてVMwareの画面でUbuntu13.04を選択した状態で「設定」をクリックし「プロセッサとメモリ」で変更する。デフォルトは1024MBなので2048MBにしてみた。
VMware Toolsのインストール
- VMware Fusion5にUbuntu13.04を入れた場合、VMware Toolsのビルド用にversion.hのシンボリックリンクを生成しておく必要があるとのこと(詳細はhttp://ohhappy.jp/linux/2493.htmlを参照のこと)。
- Ubuntuが起動している状態で、「仮想マシン」の「VMware Toolsのインストール」を選択。
- 「インストール」を選択。
- /media/ユーザ名/VMware Toolsにマウントされるのでその中をファイルを任意のディレクトリに展開してインストールを実行。例は以下。
$ sudo ln -s /usr/src/linux-headers-3.8.0-31-generic/include/generated/uapi/linux/version.h /usr/src/liux-headers-3.8.0-31-generic/include/linux/version.h $ zcat /media/ユーザ名/VMware Tools/VMwareTools-9.2.2-893683.tar.gz | tar xvf - $ cd ./vmware-tools.distrib $ sudo ./vmware-install.pl パス関連の問いはすべてデフォルト。つまりリターンキーのみ。 $
日本語入力
日本語入力はMozcがプリインストールされており、メニューバー(っていうのかな?)のキーボードアイコンをクリックして表示されたメニューから「日本語-Mozc」を選択することで可能。なおMozcの詳細設定は、
- キーボードアイコンをクリックして表示されたメニューから「設定」を選択するとIBusのウィンドウが表示。
- 「インプットメソッド」タブを選択。
- 「日本語-Mozc」を選択。
- 「設定」をクリックするとダイアログが表示され、「一般」タブの「キー設定の選択」にて「MS-IME」から「ことえり」に変更して「OK」をクリック。(ATOKとかもあるぞ)。
- IBusのウィンドウで「閉じる」を選択。
とする。
インプットメソッドの切り替えはデフォルトだとCTRL+Spaceになっているが、MacOS Xだとスポットライト検索になっているのでこれも「設定」の「一般」タブの「切り替え」から変更したほうがいい。
- キーボードアイコンをクリックして表示されたメニューから「設定」を選択するとIBusのウィンドウが表示。
- 「設定」の「一般」タブの「切り替え」の「...」をクリック。
- 「キーコード」の「...」をクリック。
- 「キーもしくはキーの組み合わせを入力してください。キーを離すとダイアログを閉じます」のダイアログで「かな」キーを押下。
- 「キーコード」は「Hiragana_Katakana」になっている。「モディファイア」の「Release」がチェックされているのでチェックをはずし「OK」をクリック。
これでMacOS X同様に「かな」キーで日本語入力が可能。ただし英数字に戻すときも「かな」キーとなる(MacOS Xは「英数」キーだが、「かな」キーのトグルのほうが便利なような気が...)。