ThunderbirdでGPGを使う方法(on Windows)
以前Hikiに書いていたものを保存。
Thunderbird
http://www.mozilla-japan.org/products/thunderbird/からThunderbird Setup 1.5.exeをダウンロード。
GnuPG
http://www.gnupg.org/からgnupg-w32cli-1.4.2.1.exeをダウンロード。
- Installer Languageは"English"のまま。
- GnuPG Language Selectionは"ja - Japanese"を選択。その他はデフォルトのまま。
- コマンドライン起動のために、[コントロールパネル] -> [システム]の詳細設定タブの
- 環境変数ボタンをクリック。システム環境変数のPathを選択し、編集ボタンをクリック。上記でインストールしたパスC:\Program Files\GNU\GnuPG を追加する。これで、コマンドプロンプトから以下のように起動できることを確認する。
C:\> gpg --version
Thunderbird extension Enigmail (日本語拡張パックあり)
http://enigmail.mozdev.org/から以下をダウンロード。Firefoxでダウンロードするときには右クリックメニューで行うこと。そうしないとFirefoxに拡張機能がインストールされるため(当然)。
enigmail-0.94.0-tb15-win32.xpi
enigmail-ja-JP-0.9x.xpi
- Thunderbirdを起動する。
- [ツール] -> [拡張機能]を選択する。
- ダウンロードした上記2つをdrag & dropする。署名がないがインストールする。
- Thunderbirdを再起動する。
ThunderbirdでのGPGの設定
- [OpenGPG] -> [設定]の基本タブの[GnuPGの実行パス]にC:\Program Files\GNU\GnuPG\gpg.exeを入力。
- [OpenGPG] -> [鍵の管理]の[生成]->[新しい鍵]を選択。
- パスフレーズ、パスフレーズ(確認)を入力。鍵の有効期限で無期限にチェックして、キー生成を選択。詳細タブはデフォルト(暗号鍵長:2048bit / 暗号化アルゴリズム: DSA & El Gamal)のまま。
- 失効証明書を作成するかどうか聞いてくるのではいを選択して失効証明書を作成する。これを作成することで、万が一秘密鍵がばれたときなど公開鍵を無効化できる。C:\Documents and Settings\xx\Application Data\gnupg\xx@example.jp (0xFFFFFF) rev.ascとして保存する。保存する際にはパスフレーズを聞いてくるので設定したパスフレーズを入力する。
- [ツール] -> [アカウント設定]の右ツリー部分で、該当アカウントの[OpenPGP Security]を選択し、[デフォルトで署名]をチェックすると、通常送信する場合は署名することになる。
公開鍵の登録
鍵サーバに登録しないといけないということではなく、登録してもいいし、もしくは、相手にメール作成時に[OpenGPG] -> [自分の公開鍵の添付]から公開鍵をメールに添付してもいい。
- gpg -a --export userid(xx@example.jp)を実行して出力したものをコピーする。
- http://pgp.nic.ad.jp/pgp/index.htmlから上記のコピーしたものを貼り付けて[Submit this key to the keyserver!]をクリックする。
- 追加したメッセージが出る。その後、検索してみる。成功すれば、登録されたことになる。
- 鍵のコンソール出力例
-----BEGIN PGP PUBLIC KEY BLOCK----- Version: GnuPG v1.4.2.1 (MingW32) .... -----END PGP PUBLIC KEY BLOCK-----
- 追加した後の画面例
Public Key Server -- Add Key block added to key server database. New public keys added: 1